軍御用達
ベッドバグ対策として、靴下をはいてUNIQLOダウンを着て、皮膚がでてるところにはアメリカ軍御用達の虫除けクリームを塗って寝てる。なんと2日噛まれてない。ちなみにこのクリーム、全ての虫が寄り付かない優れもの。日本の虫除けスプレーとはわけが違う。ジャングルの中で噛まれないってんだから究極スペックです。
でも、寝苦しいから部屋を変えようと決意して変えたらベッドの上に6mmベッドバグの死骸が....
結局また元の部屋にもどり。荷物を動かしただけになった。
流石に目でみたらその部屋では寝れないですよ。荒業ネクストステージ!!
最近チームに黒人の男性とイタリア人の2人が加わった。これで、ボストン出身、コロラド出身2人合わせて7人になった。このホテルでは最大の派閥である。
夜は屋上でスモーキンパーティ。みんなでカリフォルニア最高って意気込んでいるが、ここで毎回ある議題が上がる。
誰が音楽をかけるか。
みんな、ジャンルが違いすぎてもめてる。そう、アメリカ人はロックを聴く人はロックしかきかない。もちろん例外はありますが。
で、今日のピックアップはシカゴ出身の黒人。ヒップホップが好きでそれ以外はNo。黒人って聞くとだいたい想像するイメージがありますよね。そうあれです。でも、彼は違うんですよ。細いパンツをはいてセーターを着てる。ファッションデザイナーの学校に行ってる。つまり、オシャレ黒人です。その彼、ヒップホップ好きでもシカゴヒップホップしかしらない。
テリトリー愛!!
「ベイエリアっていったらdeltron 3030だよ!ロサンゼルスのヤツもdelには勝てないって言ってるぐらいだよ」
って伝えてもシーン....。だから、
「僕が知ってるシカゴヒップホップはチャンス ザ ラッパー」
って言うと。イェーイ!ってなるわけです。これは間違いない
テリトリー愛!!
僕はとりあえず、日本を紹介したいから日本のヒップホップを流す。昨日はとりあえずsoul scream。
そしたら黒人の彼が
「日本にヒップホップあるの?」
って...
これが普通の親日家じゃない外人の反応です。 結局、みんなバラバラの曲をかけ始めてパーティは終わる。まったく協調性がない国。僕とイタリア人2人は颯爽と床に就つき夜があける。